社員インタビュー

マシンはカフェの顔であり、バリスタの命。
涙ながらに感謝されることもあります。

フィールドエンジニア 2012年入社 人文学部/日本伝統文化学科卒

塚田 勇太郎 Yutaro Tsukada

塚田 勇太郎 Yutaro Tsukada

コーヒーマシンの造形美に惹かれて入社



あまり大きな声では言えませんが、入社するまではコーヒーにあまり興味はありませんでした。そんな私がなぜ当社に入社したかと言えば、コーヒーマシンの見た目や機能性に惹かれたから。昔から車が好きだったので、同じようにマシンとしての魅力に惹かれてしまったんです。パソコンや工場などに設置される産業機械などは、どちらかと言えば操作性や機能のほうが大切です。しかし、コーヒーマシンはカフェなどに設置されるため、お店の「顔」とも言える存在。そんなマシンに携われることに大きな魅力を感じました。とはいえ学生時代に機械や電気について学んだわけではありません。しかし、だからこそ「新しいことに挑戦したい」という私の意欲をかきたてました。今では機械のことはもちろん、コーヒーにも詳しくなり、試飲や豆を見ただけで種類や味の特徴、産地などがある程度わかるようになりました。





涙ながらに感謝されることも、7000台のマシン導入をいただくことも。

私は現在、コーヒーマシンのフィールドエンジニアを務めています。お客様となるのは、街の小さなコーヒーショップから全国展開する大手チェーン、コンビニエンスストアまで様々。お客様先へ訪問し、機器の設置や修理、保守点検を行うことが主なミッションです。基本、訪問はひとりで行い、一般のお客様やオーナー、スタッフさんがいらっしゃるなかで作業をすることになるため、臨機応変な対応やコミュニケーションが欠かせません。この仕事のやりがいは、やはり感謝されること。バリスタにとってマシンは命ともいえるもの。あるカフェのオーナー様は10年以上愛着を持って使用されてきたマシンが老朽化し、修理出来なくなり、私が別のマシンの設置をお手伝いしたところ涙ながらに感謝の言葉を述べられました。また、全国展開する店舗でマシンのテスト導入をお手伝いした際は、社員一丸となって、新しいマシンに悪戦苦闘しながら早朝や深夜でも駆け付けられる体制をとってサポートした姿勢を評価いただき、全国7000台のマシン導入の依頼をいただくことができました。






コーヒーマシンのエンジニアは、チームプレーです。



オフィスコーヒーやカフェ業態の増加をはじめ、あらゆる業態で導入が進むなどコーヒーのニーズは拡大しています。私たちの仕事はお客様のコーヒーマシンが常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにすること。そのためのトレーニングや正しい使用方法やメンテナンスの指導、トラブル発生時の復旧などすべてが求められます。2020年はオリンピックもあるため私たちの使命はますます大きい。しかし、この仕事は個人プレーではなくチームプレーです。たとえ、はじめのうちはお客様とのコミュニケーションがうまくいかなかったとしても、先輩や上司に相談すれば、活躍できるようになるはずです。私もはじめはコーヒーはもちろん、機械や電気の知識もゼロの状態で入社しましたが、先輩やさまざまな方の指導や支援のおかげで今があります。コーヒーマシンに興味がある。自分の知識や技術を人に教えることが好き。チームプレーが得意だ。そんな方なら、この仕事にやりがいや楽しさを見出せるはずです。ぜひ、チャレンジしてみてください!